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スパークルのよもやま話~防錆工事職人の一日‍♂️~

皆さんこんにちは

有限会社スパークルの更新担当の中西です。

 

さて今回は

防錆工事職人の一日‍♂️

 

 

「防錆工事って、どんな仕事なんですか?」
「一日中ペンキ塗ってるだけ?」

と聞かれることがよくあります。

たしかに、
塗装の仕事と重なる部分も多いですが、
防錆工事は

「サビを止める」「構造物の寿命を延ばす」

という明確な目的を持った、
かなり“技術寄り”の仕事でもあります

今日は、
防錆工事職人の一日を追いながら、

  • 現場で何を考え、何をしているのか

  • どんなところに気をつけているのか

  • この仕事ならではのやりがいや大変さ

を、少し本音まじりでお話してみたいと思います


1. 朝は「安全」と「段取り」からスタート⏰

◆ 7:30 現場集合・朝礼

防錆工事の現場は、

  • 工場の鉄骨やタンクの上

  • 高架橋の裏側

  • 屋上の鉄骨架台

  • 港湾施設や屋外階段

など、足元が悪かったり高所だったりする場所が多くなります。

そのため、朝一番は必ず

  • 今日の作業場所の確認

  • 足場・高所作業車の安全確認

  • 使用する工具・機械の点検

  • 熱中症・強風・雨など、天候リスクの共有

からスタートします。

「命綱がちゃんとかかっているか」
「足場に浮きやガタツキがないか」

ここをおろそかにしてしまうと、
作業以前に“人の命に関わる”ので、
毎日真剣にチェックしています⚠️


2. 午前:ケレン作業は“地味だけど一番大事な仕事”

◆ 8:00〜10:00 ケレンスタート

今日の現場は、
築20年以上の工場の鉄骨梁と柱の防錆工事。

  • 旧塗膜のチョーキング(白化)

  • 部分的なふくれ・はがれ

  • ボルト周りの進行サビ

が見られる状態です。

ここでまず行うのが ケレン(素地調整)

  • スクレーパー(皮スキ)

  • サンダー

  • ワイヤーブラシ

  • 必要に応じてブラスト

などを使い分けて、
サビと弱った塗膜を徹底的に落としていきます。


ケレン中に見ているポイント

  • 表面サビだけで、鉄自体はまだしっかりしているか

  • 指で押しただけでへこむような“腐食レベル”に達していないか

  • ボルトや接合部のまわりに、見えにくいサビが隠れていないか

ケレンすると、
塗装がはがれた部分から
「本当の状態」が見えてきます。

「思ったよりサビが進んでいるな」
「この部分は補強をかけた方がいいかもしれない」

そんな気づきがあれば、
写真に残して現場代理人やお客様に報告

防錆工事は、

「ただ言われたところを塗り替える」のではなく、
現場の実情に合わせて“最善の処置”を一緒に考える仕事
だと感じています


◆ 10:00〜10:15 小休憩☕

ケレンは全身を使う“体力仕事”です。
特に夏場は、

  • ヘルメット

  • 防じんマスク

  • 安全帯

を装着したままなので汗だく

短い休憩時間ですが、

  • 水分・塩分補給

  • 今日の進捗確認

  • 危険ポイントの再確認

をしながら、
午後の段取りをチームで共有します


3. 下塗りは「見えないところで効く薬」

◆ 10:15〜12:00 防錆プライマーの塗布

ケレンが終わった部分から、順次
防錆プライマー(下塗り材) を塗っていきます。

  • ローラー

  • 刷毛

  • 吹き付け

現場環境や形状に合わせて塗り方を使い分けます。

下塗りで気をつけていること

  • ケレン後の素地に、ケレン粉やホコリが残っていないか

  • 規定量のシンナーで希釈できているか(濃すぎ・薄すぎはNG)

  • 所定の膜厚がしっかり確保できているか

下塗りは、最終的には上塗りに隠れて見えなくなりますが、
サビを止める“薬”としての役割はここがメインです。

「上から何を塗るか」よりも、
「下にどれだけいい防錆層を作れるか」の方が大事

と言っても言い過ぎではないくらい、
集中して取り組む工程です


4. お昼休憩は“身体と頭を切り替える時間”

◆ 12:00〜13:00

高所でのケレン・塗装作業は、
体力だけでなく
集中力 も必要です。

お昼はしっかり食べて、
一旦“現場モード”から離れることで、
午後の作業のミスや事故を防ぎやすくなります。

天気や進捗状況を見ながら、

「午後はここまで仕上げよう」
「明日はこの面を優先しよう」

といった段取りも、
この時間に現場代理人と話すことが多いです


5. 午後:中塗り・上塗りで“守る+魅せる”仕上げへ

◆ 13:00〜15:30 中塗り・上塗り

下塗りが規定時間乾燥したら、
中塗り・上塗りへと進みます。

工場の鉄骨なら

  • 耐候性の高いウレタン樹脂塗料

  • フッ素樹脂塗料(長期仕様の場合)

などがよく使われます。


色選び・仕上がりも防錆の一部

「防錆」と聞くと機能面がメインですが、
色やツヤの選び方も意外と重要です。

  • 汚れが目立ちにくいグレー・ベージュ系

  • サビが発生したらすぐ分かるように、あえて明るめの色

  • 工場のイメージカラーに合わせて統一感を出す

など、
お客様と相談しながら決めることもあります

また、上塗りは
「次の点検で異常を見つけやすくする」という役割 もあります。

  • ふくれ

  • 色ムラ

  • 割れ

などが見えやすい仕上がりになっていると、
少しの異変にも気づきやすくなり、
早期対策につながります


6. 夕方:片付け・確認・明日の段取り

◆ 15:30〜16:30 養生撤去・片付け・最終確認

塗装が終わったら、

  • 養生シートやマスキングテープの撤去

  • ペンキ缶やゴミの回収

  • 足場周り・通路の安全確認

などを行い、
現場を“使う人にとって安全な状態”に戻します。

最後に、

  • 塗り残しがないか

  • 塗りムラがないか

  • 指触乾燥しているか

を全員で確認し、
必要があればその場で手直しをします。

◆ 16:30〜17:00 日報・写真整理・打ち合わせ

事務所や車で、

  • 工程ごとの写真整理

  • 使用材料のロット・数量の記録

  • 明日の天気と作業内容の確認

を行います

防錆工事は、
「どんな素地に、どの材料を、何回塗ったか」
品質を証明する大事な情報になります。

日報や写真は、

「その現場のカルテ」
のようなものですね


7. この仕事の“しんどいところ”と“それでも続けたい理由”

しんどいところ

  • 夏場の屋外・高所はとにかく暑い

  • 冬場は手がかじかみ、塗料の乾きも悪くなる

  • 危険と隣り合わせだから、常に緊張感が必要

  • 天候に左右されて、予定通り進まないことも多い

正直、「楽な仕事です」とは言えません


✨ それでも続けたいと思える理由

  • 自分の仕事が“目に見える形で残る”
    → 完成した鉄骨や階段、タンクを見ると誇らしい気持ちになります。

  • 事故やトラブルを“未然に防いでいる”実感がある
    → 「あの時きちんと防錆しておいたから、今も安心して使えている」
    そう思えるのは、この仕事ならではのやりがいです。

  • お客様からの一言が本当にうれしい
    → 「キレイになったね」
    「これでしばらく安心できるよ」
    そんな言葉が、次の現場への力になります


8. 若い人にこそ知ってほしい「防錆工事」という選択肢

建設業界全体がそうですが、
防錆工事の世界も

  • 職人の高齢化

  • 若手不足

が課題になっています。

でも実際に中にいる身としては、

  • 図面を読む力

  • 材料の知識

  • 現場の段取り力

  • チームで安全を守るコミュニケーション力

など、
「手に職」以上に、いろんな力が身につく仕事だと感じています

「形に残る仕事がしたい」
「技術を身につけて食べていきたい」
「地味だけど、人の役に立つ仕事がしたい」

そんな人には、
防錆工事の世界はきっと面白いと思います✨


9. まとめ:サビと本気で向き合うのが、防錆工事職人の仕事

  • 防錆工事の一日は、
    安全確認 → ケレン → 下塗り → 中塗り・上塗り → 片付け → 記録
    の積み重ね

  • ケレンと下塗りが、防錆性能を左右する心臓部

  • 現場での判断力・段取り力・チームワークが欠かせない

  • 大変なことも多いけれど、
    「構造物の寿命を延ばす」「事故を未然に防ぐ」という大きな役割がある

もし今、
工場や倉庫、ビル、橋梁などのサビに悩んでいるオーナー様・管理者様は、

「どこに頼めばいいか分からない」
と迷うかもしれません。

そんなときは、
防錆工事を専門にしている業者に、一度話を聞いてみてください

私たちは、
サビと本気で向き合いながら、
「壊して建て替える」のではなく「今あるものを長く大事に使う」ためのお手伝い
これからも続けていきたいと思います️✨